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手を取り合う未来を築く愛のデザイン

手を取り合う未来を築く愛のデザイン

共に歩む力を信じるあなたへ

「私、気づいたらずっと男女のことを仕事にしてたんです」 穏やかな声でそう語る木村麻美さん。夜の仕事から愛人生活、婚活カウンセラー、夫婦のフェムケア、そして大人のおもちゃの企画まで——振り返ると、すべて「男女の関係」を軸にしてきた。 その原点には、社会の中で女性が“戦うように”生きている現状への違和感があった。男性と張り合うのではなく、「手を取り合って生きる」社会をつくりたい。その思いが、今の木村さんを動かしている。

自立と調和、そのあいだにある真実

木村さんが手がけるのは、女性向けの性教育セミナーやフェムケア、大人のおもちゃの開発など、一見デリケートに見えるテーマばかりだ。だがその背景には、性を通じた「対話の再構築」という明確なビジョンがある。 「第1弾の商品を出したら、意外と男性がたくさん買ってくださって。パートナーと使う方も多くて、男性の意識も変わってきてるなと感じました」 “男性を敵にしない女性の自立”を掲げる彼女の挑戦は、男女の関係性をエンタメ的に、かつ本質的に見直す試みでもある。夫婦や恋人の間で起きるすれ違いを、愛やユーモアに変えていく。そんな調和の文化を築こうとしている。

愛を“再構築”する知恵を持つ人

現在は「事実と解釈を分けて考える」ことをテーマにしたワークショップも展開している。 「旦那さんの何気ない一言にイラッとする。でも、それって本当に“事実”ですか?って聞くと、ほとんどが“解釈”なんです」 女性たちが思い込みから解放される瞬間、目の前の相手をもう一度見つめ直すことができる。 「みんな『あ、全部解釈やった!』って言うんです。その瞬間、旦那さんへの優しさが戻るんですよ」 夫婦関係のすれ違いを「修復不能」ではなく「再構築のチャンス」として扱う。木村さんの活動は、性や恋愛を超えて“人間関係の本質”を見つめ直す学びへと広がっている。

支え合う未来を、次の世代へ

今、木村さんが一番関心を寄せているのは10代の教育だ。 「若い子たちが恋愛や結婚をどう捉えてるのかを知りたい。女の子たちに“男性って悪くないよ”“あなたたちは素敵だよ”って伝えていきたいんです」 昭和の時代にあった“支え合う温かさ”を、現代にアップデートして伝えたいと語る。 「一人で生きるのもいい。でも、二人で生きるのも素敵なこと。どちらも正しいっていう価値観を広げたい」 女性の幸福度は男性の幸福度とつながっている。誰かのせいにせず、支え合いながら生きる。そんな未来を信じて、木村麻美さんは今日も「手を取り合う社会」を築き続けている。