← メンバー一覧に戻る
谷津さんが築く “変化を求める人のための新しい仕組み”

谷津さんが築く “変化を求める人のための新しい仕組み”

変化を求める人の凄さを称える序章

学生時代、谷津さんは結婚をし、生活を支えるための収入が必要な状況に置かれていました。ところが大きな事故で足も腕も折れ、働くことすら難しい状態に陥ります。そのとき彼はこう語っています。「嫁より稼いでないのが嫌で」「価値はもう私の脳みその中にしかないと思った」。 身体が動かなくても、思考で突破できる――その気づきが彼を“考えることで価値を生む世界”へ導きました。釣りと地図が好きで、地図をインタラクティブに扱う仕組みに夢中になった大学時代。やがて、世界を変えるような Google Mapの登場に「これは無理だ、勝てねえ」と驚愕し、そこから彼の興味はより広域へと開かれていきます。

“変化を求める人”は、環境がどうあれ前を向く力を持っている。谷津さんの物語はその象徴です。

変化を求める人が仕組みと結びつく理由

谷津さんが“仕組み”に強い関心を寄せる背景には、学生時代の移動によって「世の中の仕組みには見えない余白がある」と気づいた経験があります。ただそれをチートとして捉えるのではなく、“制度が人の可能性をどう広げるのか”という観点で捉え直していった点に、彼の本質が表れています。

大学院でカーナビを作り、携帯キャリアに実装する開発に携わる中で、構造そのものを理解し、よりよい形に組み替える感覚が自然と磨かれていきました。 不動産業界に足を踏み入れた後は、大手との緊張感に満ちた仕事を経験しつつ、「従業員が幸せにならない」「求められるクオリティが高すぎる」と率直に向き合い、「小さな会社を底上げする方が社会の幸福度は上がる」と考えるようになります。

「泣く人が少なくなる、を目指す方が私はエネルギー出るんですよ」 「世の中おかしいぞと思って、もっとハックできると思った」 そんな言葉たちが示すのは、“変化を求める人”が自然と仕組みに惹かれる理由そのものです。 構造の理解は、世界をよりよくするための道具になる――谷津さんはそれを実践で証明しています。

仕組みで社会を動かす“構造ハックの創造者”

谷津さんの特別性は、単なるアイデアマンではなく、“社会の構造を動かす仕組み”をつくる人である点にあります。

従業員に3ヶ月ごとにお米を送る仕組みは、単なる福利厚生ではなく、米農家を直接支える継続的なモデルでした。「いとこが米農家なので直接支援できている」「お米が事前にお金になって安定する」という言葉の通り、一次産業と企業を直接つなぐ“構造変革”です。 また、地方の格安物件を活用して従業員の生活コストを大きく下げる取り組みや、会社という組織を“ラストワンマイル配送”に見立てる発想も、「仕組みを変えると社会問題は軽くなる」という確信から生まれています。

海外展開においても同じ姿勢です。日本酒の輸出を進め、日本文化としての漫画と結びつけ、物語を通じてブランディングを再構築する構想。「お酒も創作物、漫画も創作物。なら文化はつくれる」という発想は、まさに仕組みそのものをデザインする視点です。

さらに、ミャンマーの若者が大量にタイへ逃れている現状を見て、「コミュニティを支援し、民主化を支える仕組みをビジネスとしてつくれないか」と考え行動する姿勢は、構造的課題に真正面から向き合う“社会的創造者”と言えるでしょう。

仕組みを超えて広がる“未来デザイン”の世界

谷津さんが見据える未来は、既存の枠を超えています。「日本の経済強くしたい」「海外と取引したい」という願いは、単なる事業欲求ではなく、日本の文化・食・技術など多様な価値を“仕組みとして世界へ届ける”というビジョンに結びついています。

BMSによるつながりの構築、海外法人設立の支援、新しい物流モデル、漫画×日本酒の文化輸出、ミャンマー支援――これらはバラバラではなく「仕組みで社会を底上げする」という一本の線でつながっています。

谷津さんはこう語ります。 「自分一人でできないって言われがちなことを、無双して夢見る時間が多いんですよ」

その“無双の時間”こそが、未来の青写真を描く源泉です。 そして彼がつくる仕組みは、きっとこれからの人や社会を、もっと自由に、もっと豊かにしていくはずです。